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zoom RSS 米大統領のFBIへの圧力疑惑、議会で独立調査求める動き

<<   作成日時 : 2017/05/18 04:52   >>

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トランプ米大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官にフリン前大統領補佐官への捜査中止を要求した疑いを巡り、米議会は真相究明に向け大統領への圧力を強めている。共和党内からも独立調査を求める声が上がり、弾劾の可能性に言及する共和党議員もいる。

トランプ氏を巡る疑惑はさらに深まっており、金融市場では米国債への逃避買いが膨らむ一方、米株、ドルへ売りが進んだ。

関係筋が明らかにしたところによると、トランプ大統領は今年2月、駐米ロシア大使との不透明な接触が発覚して辞任したフリン氏に関する調査について「この件をあきらめろ」とコミー氏に対して述べた。コミー氏が会談の内容を記録したメモを残していたという。

下院監視・政府改革委員会のチェイフェッツ委員長(共和党)は16日、トランプ氏とコミー氏のやり取りに関連した資料全てを5月24日までに提出するようFBIに要請した。さらに、24日の公聴会への出席をコミー氏に要請した。

上院司法委員会もコミー氏とトランプ氏の会話を記録したメモの提出をFBIに要求。さらに、ホワイトハウスにもコミー氏と大統領のやり取りに関する資料の提出を求めた。

共和党のアマシュ下院議員は、トランプ大統領に関する疑惑は弾劾の根拠となり得るとかと記者団に問われ、「疑惑が真実だとしたらイエスだ」と答えた。ただ、大統領を含め米国民すべては公正な裁判を受けるとした。

アマシュ議員は保守強硬派の下院議員で構成する「フリーダム・コーカス」のメンバーで、すでに独立委員会による捜査を求めている。コミー氏、またはトランプ氏を信頼するかとの質問に対しては、「私がコミー氏を信頼しているのは極めて明らかだと思う」とした。

共和党は上下両院の過半数を握っており、仮に共和党内で弾劾に関する議論が広がれば、その意味は大きい。弾劾には下院の単純過半数が必要で、その後上院を経て、大統領の罷免につながる可能性がある。

独立調査を求める共和党議員としては、リーサ・マーカウスキー上院議員が「米国民は真実を知る権利がある」として、独立委員会を設置、または特別検察官を任命する時期に来ていると主張。下院外交委員会のメンバーを務めるアダム・キンジンガー議員やスティーブ・ナイト下院議員らも同様の見解を示す。

<トランプ大統領は反論>

一方、トランプ大統領は17日、コネチカット州で米国沿岸警備隊士官学校の卒業生向けに演説し、米国史上、自身ほど「不公平な扱いを受けた」政治家はいないなどとして、メディアを批判した。

その上で「逆境は人間を強くする」とし、「決してあきらめず、戦い続ければ状況は好転する」と訴えた。

<ライアン下院議長はトランプ大統領を信頼>

ただ、共和党メンバーの多くはこれまで、ロシアの干渉疑惑に関して、FBIと議会による双方の調査で十分だとしている。ライアン下院議長はこうした立場を堅持、トランプ大統領を引き続き信頼していると記者団に語った。

「われわれは事実が必要」とし、「大統領に打撃を与えたい人間がいることは明白だが、どちらの党が政権を握っているかに関係なく、監視を実行する義務がある」と指摘した。

コミー氏のメモを巡っては、「コミー氏から一段の説明を聞くことになると思う。仮に伝えられている内容が事実なら、その時になぜ彼が行動を取らなかったのか、答えられていない疑問が多くある」とした。

コミー氏はフリン氏が解任された翌日にトランプ大統領とホワイトハウスで会談し、問題のメモを書いたとされる。

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