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zoom RSS ユナイテッド航空の顧客強制排除問題、訴訟に発展する可能性も

<<   作成日時 : 2017/04/14 09:41   >>

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- 米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス<UAL.N>のムニョス最高経営責任者(CEO)は12日、ユナイテッド航空は今後オーバーブッキング(過剰予約)となった乗客を警察当局者によって排除することは一切しないと言明した。

【ビデオ】CEO謝罪後も続く米ユナイテッド航空の「乱気流」(字幕・12日)

9日にシカゴからケンタッキー州ルイビルに向かうユナイテッド機内でオーバーブッキングがあったとして、空港警備員が乗客を引きずり降ろす騒ぎがあったことを受けた発言。

ムニョスCEOはABCニューズに対し「予約を取って支払いをし、着席した乗客を警察当局者によって排除させることはしない」とし、「われわれはそのようなことをすることはできない」と強調した。

今回の問題については「システム障害」によってユナイテッド社員が「常識」を働かせることができなかったことに起因すると説明。機内から引きずり下ろされた乗客で医師のデイビッド・ダオ氏に落ち度はなかったと語った。

12日朝までにムニョスCEOの辞任を求めるオンライン請願の署名は4万5000人を超えたたものの、同CEOは今回の問題を受けて辞任する意向はないとも語った。

同問題を巡りソーシャルメディア上では、世界中からユナイテッド航空に対する批判が広がり、米国、中国、ベトナムでは同社のボイコットを求める投稿が相次いでいる。とりわけ、社員を乗せるために乗客を排除したことに批判が集中している。

ダオ氏の弁護人によると、同氏は引きずり下ろされた際の負傷の手当てのため、11日時点でシカゴの病院にとどまった。

ムニョスCEOはダオ氏と同氏の家族、同機に居合わせた乗客、ユナイテッド航空の顧客に対し謝罪し、「このようなことは決して二度と起こってはならない」と強調した。

ユナイテッドの株価は11日、最大4.4%下落。ムニョスCEOの発言を受け、12日の取引を1.1%安で終了した。

一方、ダオ氏の弁護人は12日、イリノイ州クック郡の裁判所に、問題となったユナイテッド航空3411便の監視カメラの映像や操縦室の音声記録、搭乗旅客と乗務員のリストなどの証拠を保存するようユナイテッドとシカゴ市に命じるよう要請する申し立てを行った。シカゴ市はオヘア国際空港を運営している。

この申し立ては、最終的には訴訟に発展する公算が大きい。

また米上院のクリス・バンホーレン議員(民主党、メリーランド州選出)は12日、航空機に搭乗済みの旅客をオーバーブッキングなどの理由で強制的に降ろすことを禁止する法案を策定する意向を表明した。

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