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zoom RSS 首都高にできた新しい出入口がカーマニアにしか話題にならない理由

<<   作成日時 : 2017/03/14 21:48   >>

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 3月4日土曜日、首都高の新しい出入口ランプが静かに開通した。その名は「南本牧」。本牧ふ頭ランプと三渓園ランプのちょうど中間地点にあり、同時に開通した「南本牧ふ頭連絡臨港道路」に接続、そのまま南本牧ふ頭に直行できる構造になっている。

⇒【写真】南本牧出口

 この新しいランプについては、ほとんど報道されていない。首都高も1か月前に開通予定のリリースを出しただけで、開通当日はリリースすら出さなかった。なぜか?

 このランプは横浜市港湾局が建設したもので、狙いは横浜港の機能強化だ。南本牧ふ頭は日本最大水深(マイナス18メートル)を持つコンテナふ頭であり、言わば横浜港の新エース。その利便性を高めることで、千葉港や名古屋港、あるいは韓国の港湾に貨物取扱量で後れを取っている状況の挽回を図りたいのである。広く一般ドライバーへの周知が図られていないのは、このランプが事実上、南本牧ふ頭を利用するトレーラーなど関係車両専用であり、それ以外の車には使って欲しくないからだと推測される。

 ではこの新ランプ、我々一般ドライバーには無縁のものなのか?

 南本牧ふ頭には港湾施設しかなく、平日はトレーラーなど大型車両が多数行き来し、一般車の居場所はない雰囲気だ。しかし日曜になると雰囲気は一変する。すべての施設が休日となり、行き交うクルマもほとんどない。極端に無機質な風景は映画のセットのようで、ゾクゾクするほどカッコいい。

 開通翌日の3月5日、この南本牧ランプを利用してみた。首都高湾岸線西行きを幸浦方面へ南下する。本牧ふ頭出口を通過してわずか1.5km。南本牧出口が現れた。接続道路は上下2段になっており、出口は下段に接続している。上段は首都高湾岸線をまたぎ、上り方面に乗り入れる構造だ。高架構造の南本牧ふ頭連絡臨港道路を進むと、左右にはガントリークレーンが林立、化学コンビナートの煙突は炎を吹き、期待通りのハードボイルド感である。そのまま直進すると、正面に海が見えた。

 「カッコいい……」。まさに映画のセット。『西部警察』や『あぶない刑事』のロケにも使えそうだ。

 日曜とあって走るクルマはほとんどないが、カーマニアが数台、路肩にクルマを止めて静かにこの風情を楽しんでいた。私も思わずクルマを止め、記念写真を撮った。一般ドライバーは通常まず使わないであろうこの新ランプ。カーマニアなら一度くらいはこの雰囲気を味わってみてはどうだろう。もちろん休日限定で。なお、付近は「関係車両以外立入禁止」の道路も多いので注意されたし。

取材・文・写真/清水草一(道路交通ジャーナリスト)

【清水草一】

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com

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