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zoom RSS レジェンドへのリスペクトが足りなくはないか…江本氏と若松氏「球場入り口で止められることが多くなった」

<<   作成日時 : 2017/02/28 21:09   >>

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 【球界ここだけの話】

 プロ野球の春季キャンプもほぼ終了。いよいよ、開幕に向けてオープン戦も始まった。今季のセ・リーグの監督は中日に60代の森監督が加わったとはいえ、5人が40代の“青年監督”。そんな中、大ベテランも頑張っている。

 最高齢は毎年、中日の沖縄・北谷キャンプで臨時コーチを務める杉下茂氏の91歳。ブルペンでは立ちっぱなしでメーン球場と行ったり、来たりして「疲れたよ」と言いながら休みの日は、阪神の宜野座キャンプにまで足を延ばす。

 年齢順なら侍ジャパンの権藤博投手コーチは78歳。キャンプ視察で小久保監督がグラウンドコートを着用するような肌寒い日でも、権藤コーチはマフラーを首に巻くだけ。「大丈夫だよ、このくらい」と意に介さない。

 73歳にしてユニホームに再び袖を通したのが中日・土井正博打撃コーチ。サングラス姿もりりしく、こちらも打撃練習中は立ちっぱなし。キャンプを直撃したサンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏も「ものすごい本塁打を打たれた記憶があるけど、今も土井さんの理論は間違っていない。こういう人に学べる中日は復活するかも」と絶賛する。

 サンケイスポーツ専属評論家の若松勉氏は69歳となったことしも、古巣ヤクルトの臨時打撃コーチを務めた。「立ちっぱなしだから大変」といいながら、若手の有望株に目を光らせる。

 同学年の江本氏と若松氏。キャンプではそれぞれ各球団を取材して回ったが、口をそろえるのは「球場の入り口で止められることが多くなった」。日本野球機構(NPB)が昨今の事情からコンプライアンスに細心の注意を払い、取材パスの提示を厳しく求めるのは致し方ない。ただ、球場の入り口にいるのは若いアルバイトがほとんど。球界のレジェンドが来ても「ポカ〜ン」なのは、これも時代なのか…。

 何も偉そうな顔をしようとか、顔パスにしろとか、特権を与えろというのでもない。一時代を築いた人たちに対するリスペクトを感じないのだ。

 記者連中と同じように名前を書かされるだけ。これはキャンプに限らない。シーズン中も甲子園のOBルームを除けば「あまり居場所がない」と江本氏は嘆く。

 それでも、入り口に選手出身の広報担当がいるような球団なら「よう、元気か?」「よく来ていただきました!」と会話も弾む。コンプライアンスを重視するのなら、各球団もアルバイトや警備会社だけに任せず、顔の分かる担当者が出迎えるくらいしてもいいのではないか。(芳賀宏)

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