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zoom RSS “自殺の名所”JR新小岩駅にホームドア 「最後の切り札」頻発する自殺を防げるか

<<   作成日時 : 2017/02/28 20:46   >>

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JR東日本千葉支社は総武快速線・新小岩駅(東京都葛飾区)のホームドア設置工事に着手することを公表した。同駅では平成23年7月に女性が特急「成田エクスプレス」(NEX)に飛び込んで以来、自殺が頻発。警備員の増員などの防止策を講じていたが、根絶にはほど遠い状況だった。関係者は“最後の切り札”に期待を寄せている。

 「これで無くなってくれるといいんですが…」。新小岩駅へのホームドア導入のニュースを聞き、こう話すのは、同駅前の商店街で小売店を経営する40代男性。ここ数年、毎月のように発生する人身事故による列車遅延に悩まされてきた。「仕事を終えて帰ろうとすると、ホームで青いビニールシートが敷かれていて、『あ、またか』と。今年ももう3件も起きてます。あの日まではこんなことはなかったんですが…」と首を振った。

 “あの日”とは、23年7月12日のこと。午前10時10分ごろ、45歳の女性が通過中の成田空港発大船行きNEXに飛び込んだ。女性ははね飛ばされてホームにいた乗客にぶつかり、売店に突っ込んだ。さらに、売店の割れたガラスの破片が当たるなどし、男女4人が軽傷を負った。この事故は大きく報道され、その後1年足らずでNEXに飛び込むなどの死亡事故が11件も続いた。

 「あの事故で(NEXが)時速100キロ以上でホームを通過することが広まってしまった。自殺の名所として有名になったのも原因ではないか」と話すのは、同駅近くの理髪店に務める30代男性。JR東日本によると、同駅の人身事故は、25年度に5件▽26年度に6件▽27年度に7件と相次ぎ、28年度は2月7日までにすでに7件になる。

 JR側も手をこまねいていたわけではない。同駅の総武快速線のホームでは、青い制服を着た警備員4人が警戒。口元にはインカム、腰にはスピーカーを付け、電車が来る度に「黄色い線の内側に下がってください」などと注意を促している。ホームの両端には、側面に鏡が取り付けられた柱が並ぶ。「自分の顔を見ると、われに返る可能性があるからです」とJR東日本千葉支社の広報担当者が説明する。

 屋根には、約2メートル四方の青い半透明のプラスチック板が等間隔で埋め込まれ、日光が青色になってホームに差し込むようになっている。青色が人の心を落ち着かせる効果があるとされることから実施した対策だ。〈あの人 この人に 支えられ 今を生かされ 生きている〉〈隣に立った知らない人も きっとどこかで繋がっている〉。ホーム上にある時刻表の脇には自殺防止を意識した言葉が掲示されている。しかし、いずれも飛び込みを止める効果は十分ではなかったようだ。

 飛び込み事故は列車の遅れにつながることから、同駅への苦情も後を絶たない。事故後の対応も重なり、「駅員も精神的にダメージを受けている」(JR関係者)という。NEXが駅付近を通過する際にスピードを落とす可能性について、JR東日本千葉支社は「速達性の観点からも、大幅なダイヤ変更が必要という観点からも難しい」という。千葉支社は今年1月、同駅のホームドアの工事に2月以降に着手すると発表。30年度に導入する予定だ。同支社としては「『自殺防止策』ではなく一般的な『転落防止策』と位置づけているというが、インターネット上では「やっとか…」「1日も早い設置を!」などの感想が相次いだ。

 鉄道自殺問題を取材しているジャーナリストの佐藤裕一さんによると、ホームドアが設置されたJR山手線駅では飛び込み事故がないという。佐藤さんは「ホームドアの自殺抑止効果は目を見張るものがある。乗り越えるケースもまれにあるが、新小岩駅の場合、すでにホーム上に配置されている警備員と合わせて、より効果的な自殺対策が可能だ」と期待を込めた。

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