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zoom RSS ロボット普及のカギは「まず使って試すこと」

<<   作成日時 : 2017/01/23 16:47   >>

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 サービス分野を中心に深刻化する人手不足。その解決策として期待されているのがサービスロボットの活用だ。既にさまざまな企業がその取り組みを加速させている。

 1月18〜20日に開かれたロボット関連展示会「ロボデックス」で、羽田空港を運営する日本空港ビルデングとハウステンボスが、サービスロボットの活用事例について語った。

●日本の技術を世界に発信する拠点に

 日本空港ビルデングは、年間7000万人以上を輸送する世界有数の空港である羽田空港を運営する会社だ。その同社がいま注力しているのが、羽田空港内でのロボット活用を進めるプロジェクト「Haneda Robotics Lab」である。

 プロジェクトの一環として2016年12月15日、国内線第2旅客ターミナル内でロボットの大規模な実証実験を開始。現在、清掃で4社、移動支援で5社、接客案内で8社の計17社のロボットが実験に参加している。

 同社で実証実験に携わる事業企画部の志水潤一次長は、プロジェクト発足の理由に「旅客数の増加への対応」を挙げる。

 羽田空港の発着枠は現在、年間約44万7000回だが、2020年には訪日客の増加などにより48万6000回へ増枠される見込みだ。

 「旅客数の増加に伴ってサービスのニーズも多様化する。現状維持のサービスだけでは顧客の満足度を維持できない。また、生産労働人口が減少していく中で、これまで以上に労働力を確保しなければならない。2020年に向けて質の高いサービスを提供するためにもロボットの活用が求められている」(志水氏)

 現在は清掃、移動支援、接客案内の分野で実証実験を進めているが、2020年までには警備や翻訳など分野にも拡大していく考えだ。「今回の実証実験を通じて、人間とロボットが互いに強みを発揮できる領域を明確に見極めて、分業化・効率化を進めていきたい」(志水氏)としている。

 また、実証実験を通じて国内のロボット産業の発展を支援したいという考えもある。

 「日本には優れた技術が数多くあるが、実用化が進んでいない課題もある。それは実際に使って試せる環境が少ないからだろう。私たちは空港という公共空間を実験の場として活用してもらうことで、ロボットの実用化を加速させたいと考えている。あらゆる社会課題を解決する技術を羽田空港から世界に発信していきたい」(志水氏)

●実用性がなくても気にしない。まずは使ってもらうこと

 長崎県佐世保市でテーマパークを運営するハウステンボスも、国内外から最新のロボットをテーマパーク内に取り込み、大規模な実証実験を進めている。

 同社は今年、サービスロボットの開発、販売、導入支援などを手掛けるロボット関連会社を新たに設立する予定であり、今後も市場の拡大が期待できるロボット事業に注力していく考えだ。

 同社で最高技術責任者(CTO)を務める富田直美氏は「ハウステンボスは広大な実証実験のフィールド。私有地であることを生かし、世界中のあらゆる最先端技術を実際に活用することで、どこよりも早くロボット事業を加速させていく」と説明した。

 「現段階で実用性や生産性が低いロボットでも、まずは取り入れていく。大切なのは、将来をわくわくさせる空間を作っていくこと。実際、さまざまな最新ロボットが集結している新エリア「ロボットの王国」(2016年6月にオープン)では、ロボットを見ているだけで楽しんでくれているユーザーは多い。実用性は後からついてくればいい」(富田氏

 その「ロボットの王国」で最も話題を集めているのが「変なホテル」だ。変なホテルは2015年7月に、テーマパーク内で1号棟をオープン。フロントでは多言語対応のロボットが受付業務を行い、ロボットアームで荷物を預かるなど、ロボット活用による業務効率化を推進している。

 手探りでのスタートだったが、開業当初約30人いた従業員を9人にまで削減することに成功した(144室を運営)。今年3月にオープンする2号棟(千葉県浦安市富士見)は100室を従業員6人で運営し、最終的には従業員を2〜3人に削減することを目指している。

 また、82台だったロボットの台数は、現在180台を超えており、2016年11月には「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録に認定された。今後は海外でも出店を加速させ、100棟以上の展開を計画している。

 富田氏は「変なホテルは変わり続けるホテル。全てが完璧になってからサービスをリリースするのではなく、まずはやってみる、使ってみることが大事。顧客からのクレームを受けながら改善し続ければいい」と語る。

 「コストが安くなってからロボットを導入するのでは遅い。実際に使うことでノウハウをいち早く得ることができる。実験的にサービスとして活用しながら、改善を追求し続ける。これから競争で勝ち上がっていくには、このスピード感が何よりも大切になる」(富田氏)

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