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zoom RSS メキシコ、「麻薬王」を米国に引き渡し

<<   作成日時 : 2017/01/21 19:51   >>

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メキシコ外務省は19日、「麻薬王」ことホアキン・グスマン受刑者が身柄の引き渡しのため米国に移送されている最中であることを発表した。

米当局者はCNNの取材に対し、メキシコ政府はドナルド・トランプ次期米大統領の就任式の前にグスマン受刑者の引き渡しを行う予定だと述べた。メキシコ市の裁判所は19日、引き渡しの差し止めを求めるグスマン受刑者の申請を却下した。

グスマン受刑者はメキシコの麻薬組織シナロア・カルテルのリーダーだ。同受刑者らカルテルの幹部は2009年、ニューヨークの裁判所でコカイン120キロを共謀して密輸したとして有罪判決を受けている。また彼は、アリゾナ州やカリフォルニア州などで6件、起訴されている。

グスマン受刑者は15年、メキシコ中部の最高水準の警備が敷かれた刑務所から脱獄したが、昨年1月に再拘束。その後、脱獄したのと同じ刑務所に収監されたこともあったが、現在は米国境近くのシウダーフアレスの刑務所に移送されている。

8月にはグスマン容疑者の息子が中部ハリスコ州のリゾート地、プエルトパジャルタのレストランで誘拐されたが、これはカルテルの弱体化につけ込んだ事件とみられている。息子は後に解放された。

米政府によれば、メキシコから米国には年間で190〜200億ドル分に相当するヘロイン、大麻、コカイン、覚せい剤が密輸されている。

グスマン受刑者のシナロア・カルテルは以前から、そうした米国への密輸のかなりの部分を手がけてきた。それを支えたのが同受刑者の巧みなビジネス戦略と、カルテルが支配してきた密輸ルートだった。

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