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zoom RSS “起こるべくして起こった“ ベルリン襲撃・ロシア大使銃撃

<<   作成日時 : 2016/12/22 20:26   >>

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クリスマスを目前に控えた時期に、世界でテロが相次いでいる。

 ドイツ・ベルリンのクリスマス・マーケットにトラックが突入した事件について20日、過激派組織IS系のメディア『アマーク通信』が、「戦士がベルリンで作戦を実行し、有志連合の市民を狙った」と、事実上の犯行声明を発表。ISはトラックで群衆に突っ込む形のテロを実行するよう広報誌を通し支持者に呼びかけており、7月に類似のテロ事件を経験したフランス・ニースのクリスマス・マーケットでは、警備を強化していた。

 ベルリンの事件と同じ日、トルコ・アンカラでは写真展を訪れていたロシアのアンドレイ・カルロフ大使がスピーチ中に至近距離から撃たれ死亡した。拳銃を発射した黒いスーツ姿の男は「我々はお前たちのようにアレッポ市民を殺さない。自分は死ぬために来た。」と叫びながら発砲、その後治安部隊に射殺された。男はトルコ警察の機動隊に所属している現役の警察官だった。

 事件を受け、ロシアのプーチン大統領は「今回の犯行はロシアとトルコの関係正常化とシリアの和平プロセスの崩壊を狙った挑発行為だ。テロとの戦いを強化する。」と発言。両国の外相が真相解明のため協力することで一致した。

 テレビ朝日外報部デスクで前カイロ支局長の荒木基氏は「二つの事件に共通するキーワードはシリアだ。二つの事件はタイミング的に起こるべくして起こった」と指摘する。

 内戦が続いているシリアでは先週、ロシアが支援するアサド政権側が国内2番目の都市・アレッポを制圧した。元々、トルコが支援する反体制側が半分ほどを支配していたアレッポが、勢力を取り戻そうとするアサド政権側に加えてISも一部を支配地域にし、いわば“三つ巴“の様相を呈していた。そこにロシアが空爆を開始、IS・反体制側を圧倒していき、先週ようやくアサド政権側がアレッポを完全に支配下に収めた。これを受け、反体制側は撤退を開始した。

 アレッポはシリアの首都・ダマスカスとトルコを結ぶ幹線の大きな拠点だ。ここ制圧することはシリア国内外への交通の要所を抑えるということもになり、シリア情勢はいよいよターニングポイントを迎えたことになる。

 そんな中、なぜトルコ人警察官はロシアの大使を狙撃したのか。

 荒木氏は「トルコには、元々アサド政権に対していい感情を持っておらず、シリア内戦開始後『打倒アサド政権』で動いていたベーシックなトルコ人勢力と、トルコの中で少数民族として認知されているクルド人勢力とがある。クルド人にはトルコから独立したいという思いがあり、政府と戦ってきた。一時トルコ政府も妥協し和平を結ぶという話になったが、去年突然、反故されるという結果に。そうしてトルコ国内でクルド人過激派組織がテロを起こすようになった。独立という面で、クルド人にとってシリアの反体制側は希望だった」とし、警察官は反体制側にシンパシーを持った人物だったのではないかと分析した。

 テロが相次ぐヨーロッパでは来年選挙が続く。移民・難民政策を掲げているドイツのメルケル首相が出馬する選挙も控えている。荒木氏は「テロを起こすことを考えている人がいるということを常に頭の片隅においていてほしい」としながらも、難民や移民への拒否感が広がっていることにも懸念を示す。

 「人々は“難民を温かく受け入れよう“と言うが、実際に自分の家の隣に難民が来ることを受け入れられるかというと、“NO“と言う人も多い。難民=イスラム教、イスラム教=怖いとなり、彼らとは一緒に暮らせないという感覚も広がっている。難民・移民政策にNOを突きつける人が増える中、今回のようなテロが起きる。負の連鎖が始まってしまっている」と話した。

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