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zoom RSS パリ同時多発テロ1年 統括者特定も全容解明道半ば 市民に緊張感、色濃く残る

<<   作成日時 : 2016/11/11 20:10   >>

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【ベルリン=宮下日出男】130人の犠牲が出たパリ同時多発テロは13日、発生から1年を迎える。当局は3月のベルギー同時テロと2つの犯行をシリアから統括した人物の1人を新たに特定するなど、全容解明に向け捜査を続けるが、全容解明は道半ば。一方、惨劇から1年が経過し、パリ市民には日常生活が戻ったが、その心境にはなお緊張感が色濃く残っている。

 特定されたのは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)戦闘員のウサマ・アタル容疑者(32)。ベルギーとモロッコの二重国籍者で、「アブ・アフマド」の別名を持つ。死者32人が出た3月22日のベルギー・テロで捜査線上に浮上したが、パリ・テロへの関与も確認されたと仏メディアが伝えた。

 アタル容疑者はこれまでの捜査で、シリアで指揮をとった人物として特定された唯一の人物。イラク人とされるパリ・テロの実行犯2人も送り込むなどした。ベルギー・テロで自爆したバクラウィ容疑者兄弟の親類で、兄弟が残したパソコンのデータなどからパリ・テロへの関与が判明した。

 アタル容疑者は2005年、渡航先のイラクで拘束され、米軍が運営する刑務所に収容後、12年にベルギーに帰国。弁護士はその後の動向を不明とする。イラクではIS最高指導者バグダーディ容疑者とも知り合ったとされ、ベルギー当局者はアタル容疑者をブリュッセル周辺出身のIS戦闘員では「最高位」とみる。

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 パリ・テロではISが犯行声明を出したが、主犯格のアバウド容疑者が逃亡先で射殺されるなどし、その背後関係の解明は重要な焦点の一つとなっている。

 実行犯らの人脈はベルギー・テロの実行グループと重なり、当局は両テロは1つの過激派ネットワークによる犯行とみる。ベルギー・テロのグループがパリ・テロで後方支援の役割を担ったとの構図だ。当局は両テロの実行犯のうち2人を逮捕し、追及を続ける。

 ただ、パリ・テロ実行犯の生存者として事情を詳しく知るとみられるアブデスラム容疑者は黙秘を保つ。アタル容疑者の特定は進展だが、その役割も「まだ理論上の一つ」(捜査関係者)。

 仏当局は首謀者を把握しているともされるが、ベルギー当局者は「捜査はまだまだ終わったとはいえない」としている。

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 一方、パリ・テロ後もフランスでは7月の南部ニースのトラック突入テロ、北部の教会襲撃などテロが相次ぎ、非常事態も来年1月末まで継続中だ。テロを防ぎきれないオランド政権には国民も不満を募らせ、最近は警備などで過重労働を強いられる警察官がデモを繰り広げる事態も起きた。

 ただ、テロ1年を控えたパリでは、市民が淡々とした表情もみせる。「テロでは大きなショックを受けたが、今は落ち着いている」と語るのは当時襲撃された飲食店近くの自営業男性(27)。その心境は「危険の中で暮らすしかないという感じだ」と説明する。パリ中心部の広場でくつろぐ女子学生(19)は「びくびくしてもテロリストを利するだけだ」と語った。

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