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zoom RSS アフガン出身のNY爆破犯、背後関係が焦点

<<   作成日時 : 2016/09/21 21:15   >>

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米ニューヨーク・マンハッタンの繁華街などで週末に発生した爆弾事件は19日、手配されていた容疑者のアフガニスタン出身の男が銃撃戦の末、当局に拘束された。連続爆破テロだった可能性が濃厚。ニューヨークの国連本部では週明けから各国首脳らによる演説が予定されており、9・11から15年を経た街にはテロの悪夢が再び蘇った。

劇的な幕切れ
 一連の事件は17日の土曜日の朝に始まった。ニューヨークに隣接したニュージャージー州シーサイド・パークで予定されていたマラソン会場付近の道路脇のごみ箱で小型パイプ爆弾が爆発。たまたまマラソンの開催が大幅に遅れたため、参加者らにけがはなかった。爆弾は3本のパイプ爆弾が束ねられ、うち1本が爆発した。

 11時間後の同夜8時半過ぎ、今度はニューヨーク・マンハッタンの西23丁目チェルシー地区の繁華街で爆発が起き、通行人ら29人が負傷した。その2時間後、同現場から約400メートル離れた27丁目で警官が爆発物を発見、爆発を未然に防いだ。爆弾はいずれもゴミ箱に仕掛けられていた。

 捜査当局などによると、2つの爆発物は“圧力なべ爆弾”で、折りたたみ式の携帯をタイマーとして、クリスマス・ライトを起爆装置として使ってあった。中には、殺傷力を高めるため、ボールベアリングなどの金属片が無数に仕込まれており、大量殺りくを狙ったものだった。

 さらに18日夜には、ニュージャージー州エリザベスの鉄道駅近くのゴミ箱でリュックサックに入れられたパイプ爆弾5本が見つかった。米連邦捜査局(FBI)がロボットで処理中に1本が爆発したが、負傷者は出なかった。

 この4件の爆弾事件は発生時間や場所が近接していたこともあり、週末を狙った連続爆破テロとの疑いが一気に強まった。FBIは防犯カメラの映像などから、アフガニスタン出身のアハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)を事件に関与したとして指名手配。武装している可能性があるとして、市民らに注意を呼び掛け、行方を追った。

 ラハミ容疑者は19日朝、エリザベスの自宅近くのバーの入り口で眠っているところを住民に発見され、駆け付けた警官と銃撃戦となった。容疑者は逃走を図ったが、肩などを撃たれて負傷し、拘束されたという。警官も負傷したとの情報もある。

 同容疑者は米市民権を取得し、父親のムハマド氏が10年前からエリザベスで経営するレストラン「ファースト・アメリカン・フライド・チキン」で働いていた。友人らによると、容疑者は気さくな男で、車好きのスピード狂。ホンダのスポーツタイプの車に夢中になっていた、という。

背後関係が焦点
 今後の焦点は過激派組織「イスラム国」(IS)から指示を受けるなどの背後関係があったのかどうかだ。専門家は組織的な犯行ではなく、自ら過激化した末の“一匹オオカミ”テロの可能性が強いと見る向きが多い。また米メディアによると、父親のレストランは営業時間をめぐって市とトラブルを抱えていたとされており、事件との関連性が取り沙汰されている。

 事件に使われた“圧力なべ爆弾”は2013年のボストン・マラソン爆破事件に使われたのと同種の爆弾。国際テロ組織アルカイダのイエメンの分派「アラビア半島のアルカイダ」の英字機関誌インスパイアが「裏庭でテロを起こそう」という呼びかけの下に製造方法を図解入りで紹介、ボストン・マラソンの犯人兄弟がこれを参考にして爆弾を製造した。

 一方、中西部のミネソタ州セントクラウドのショッピング・モールでは17日、警備員の服装をした男が買い物客を次々と突き刺し、9人が負傷する事件が発生した。男は居合わせた非番の警官に射殺されたが、犯行中にイスラム教のアッラー(神)に言及し、被害者の1人にイスラム教徒かどうか尋ねていた。

 この事件に対し、IS系のアマク通信は18日、「ISの兵士が実行した」との犯行声明を出した。声明によると、犯行は十字軍の市民を攻撃せよ、というISの呼び掛けに応えたもの、としている。男がアッラーに言及していた事実に食いつき、ちゃっかりISの手柄にした可能性もある。

 捜査当局はミネソタの事件と一連の爆弾事件との関連についても調べている。テロについては最近も、シリアやイラク、パキスタンなどのイスラム圏でIS絡みの大規模な爆弾テロが続発。パリでは9月、ノートルダム寺院の近くで爆弾テロを起こそうとした女テロリスト集団が摘発され、ドイツでも難民を装って入国したISのテロリスト3人が捕まったばかりだ。

 米治安当局は米同時多発テロ9・11の15周年にテロが起きる懸念があるとして厳戒態勢を敷いたが、テロは発生せず、ホット一息ついたところだった。しかし、今回の一連の事件はテロの脅威が常に存在することをあらためて示したもので、当局への強い警鐘になった。

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