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zoom RSS <リオ五輪>止まない「聖火妨害」 「恩恵は一部の人だけ」

<<   作成日時 : 2016/07/28 19:46   >>

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【リオデジャネイロ田原和宏】8月5日に開会式が行われるリオデジャネイロ五輪の聖火リレーが終盤を迎え、27日にはリオデジャネイロ州に戻ってきた。多様性を認め合うことをテーマにブラジル全土を回ってきたが、その道のりは聖火リレーを阻止する行動が頻発するなど波乱続きだった。聖火ランナーに消火器が噴射されたブラジル南部のジョインビレ市を訪ねた。

 トラブルが起きたのは7月13日夜。市民ら約90人で市内22キロをつなぐリレーは佳境を迎えていた。聖火を持つ走者が市の運営する文化施設の前に差し掛かると突然、男性が道路脇から飛び出して消火器を噴射した。警備員に取り押さえられた男性は市内に住む無職のエドワルド・トーレスさん(33)。事情聴取され、裁判所から訴訟の通知を待つ身だ。トーレスさんは毎日新聞の取材に「国民は苦しんでいる。政府は教育や医療に投資すべきであり、五輪は一部の人にしか恩恵をもたらさない」と動機を語った。ブラジルは昨年、10%を超えるインフレ率を記録している。

 人口約56万人で国内でも比較的裕福な同市の人々にとってはモスクワ・ボリショイ劇場の名門バレエ団が国外で唯一、認定する学校があるのが自慢だった。最終走者を務めたのも「ボリショイ劇場学校」の卒業生、タイス・ジオギネスさん(21)。しかし、市の名前は今は動画投稿サイトの衝撃的な映像を通じて世界中に広まり、ジオギネスさんは「平和を象徴する聖火も、市民の人々の思いも汚された」と悔しがった。

 聖火リレーを阻止する動きはインターネットで広がった。6月下旬に西部のマトグロソドスル州で男がバケツで聖火を消そうとして失敗。7月下旬にもサンパウロ州で男が聖火を奪い取ろうとした。ジョインビレ市は警察や消防など400人規模で警備を実施したが、市の広報担当者は「ここで起きるなんて想像もしなかった」と振り返る。過去の五輪でも政治的な主張で聖火を阻む動きはあったが、これほど頻発するのは異例だ。

 リオ市では招致段階で8割を超える市民が五輪を支持したが、地元の民間調査会社が7月に行った調査では45%が開催に反対だった。開会式の聖火は特別な記憶として刻まれるものだが、リオでは国民的な共感は巻き起こせるだろうか。

 【ことば】リオ五輪の聖火リレー

 ブラジル国内は首都ブラジリアを5月に出発して、国内26州の全てを網羅して約2万キロの道のりを駆け巡る。8月4日にリオデジャネイロ市に入る。約1万2000人の聖火ランナーは元五輪選手だけでなく、障害者、難民、先住民らが参加して多様性を意識した。2012年ロンドン五輪は英国全域とアイルランドの約1万2800キロを巡るルート。北京五輪は世界五大陸21都市の約13万7000キロを130日間かけて巡った。

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